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四国まんなか千年ものがたり 初夏のレビュー

近年、観光列車ブームで全国に数々の観光列車が運行されていますが、今回はその中でも新しい2017年4月に運行開始した「四国まんなか千年ものがたり」乗車してきました。

四国で二番目の観光列車「四国まんなか千年ものがたり」は香川県の「多度津駅」から徳島県の「大歩危駅」間を運航する観光列車で、目的地となる大歩危(おおぼけ)は吉野川の激流で長い年月をかけて自然が作り出した渓谷「四国の秘境」と言われています。「祖谷のかずら橋」や「ひの字渓谷」など都会では味わえない自然を思いっきり感じられる絶景スポットが満載です。
最近では激流下りのラフティングでも有名で、2017年4月にはラフティング世界選手権も開かれました。夏に行かれる方はぜひラフティングも体験してみてくださいね。

運行状況

四国まんなか千年ものがたりは1日1往復で運行日は基本的に金、土、日曜日で時期によって月曜日も運行しています。
運行日の確認は→空席、運行状況

運行ダイヤ
そらの郷紀行
多度津駅 10:18発→大歩危駅 12:48着

しあわせの郷紀行
大歩危駅 14:21発→多度津駅 17:16着

運賃(片道)
・多度津~大歩危 3,740円(税込)
・善通寺~大歩危 3,540円(税込)
・琴平 ~大歩危 3,540円(税込)

香川県から日帰りで行く場合は、どちらか一方に乗ることになるかと思いますが、大歩危発のしあわせの郷紀行は停車駅(見どころ)が多くおすすめです。

購入方法

きっぷの購入は全国のみどりの窓口や主な旅行代理店で購入できます。またJR系旅行会社ではパッケージツアーも企画されていますので検討してみてください。
予約は1か月前から可能なのですが、発売数日で完売になることもよくあり、希望の座席を確保するには発売日に購入するのがおすすめです。

きっぷと同時に車内での食事予約券も購入できます。
・そらの郷紀行 さぬきこだわり食材の洋風料理 5,500円(税込)
・しあわせの郷紀行 おとなの遊山箱 4,500円(税込)

購入詳細→料金ご予約

運行車両

運行する車両は3両編成で各車両デザインがちがう車両でそれぞれ雰囲気や座席配置が異なります。

1号車 春萌「はるあかり」の章
深緑のグリーンを基調とした2人~4人掛け席の車両で明るいさわやかなイメージです。
四国まんなか千年物語 1号車

2号車 夏清「なつすがし」の章/冬清「ふゆすがし」の章
曲線のテーブルに横向きベンチソファーの座席で、3名掛けと4名掛けの座席配置です。
四国まんなか千年物語 2号車

3号車 秋彩「あきみのり」の章
座席配置は1号車と同様で、紅葉の赤をイメージカラーとした落ち着きのある雰囲気です。

四国まんなか千年物語 3号車

専用ラウンジ

香川県の観光名所「金毘羅さん」がある町の琴平駅には四国まんなか千年ものがたり専用の待合室「ラウンジ大樹」があります。真っ白なソファーに大樹をイメージした木のオブジェ、こんぴらさんの象徴「まるこんマーク」が大きくえが
琴平駅から乗車する場合には出発までの待合室として利用でき、その他駅から乗車した場合でも多度津駅に停車時にウェルカムサービス、フェアウェルサービスが楽しめます。

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