LCC(格安航空)利用時の注意点とコツ

LCC

LCC(格安航空)は安さが最大の売りで、セール時には驚きの安さで表記されています。しかし購入時や利用する際に注意しないとせっかくの安い航空券が最終的に高くなってしまう場合があります。
今回はLCCを安くお得に利用するための注意点を購入時と利用時にわけて紹介します。また快適な空の旅を過ごすためのコツも併せて紹介していきます。

予約時の注意点

予約は基本的にインターネットで自分で予約することになります。窓口であればいろいろ説明してくれますが、自分で予約するのですから書いてある内容をしっかり理解し、判断しないと結局高くなってしまいます。
LCCの場合は航空券代金+オプション料金+空港利用料+手数料で決まります。

Web予約する

公式ホームページ以外にコールセンターでも予約できますが、その場合予約手数料が発生します。公式ホームページからの予約は予約手数料は無料なので、そちらがおすすめです。
コールセンター予約だと、だいたい各LCC3000円前後必要になります。

また空港カウンターで予約した場合も同様の予約手数料がかかります。

他社とトータル価格で比較する

セールのお知らせなどで「安い」と思ってそのまま購入するよりは、同路線の他社LCCも念のため調べてみてください。
セールは一見ものすごく安いですが、往路はセール価格で復路はセール対象外の場合もありますので、往復でトータルいくらなのかをまずは調べましょう。
また航空券の価格だけではなくLCC各社手数料が少し違います。空港使用料は同空港でもターミナルが違えば空港利用料は違う場合があります。支払い時には「支払い手数料」というのがかかります。これは各社それぞれ違いますので、この「支払い手数料」も含めた価格で比較しましょう。

その他、受託手荷物の料金やオプションの料金も各社違います。

運航時刻で比較する

路線の運航時刻で選んでいる場合は他社LCCも似たような時刻で運航している場合が多いです。
似たような時間で運航している場合は上記のトータル価格で比較すればいいのですが、時刻が大きく違う場合は注意が必要です。

早朝深夜便の場合は、航空券トータル価格は安くなりますが、その便のチェックイン時間までに空港に行くためのアクセスも考えないといけません。例えば早朝の便だと当日に自宅から空港まで行くことができない場合は空港近くに前日入りしなくてはいけなくなり宿泊費がかかったり、公共交通機関がなくタクシー代や駐車場代が余計にかかることもあると思いますのでそのあたりも含めて考えてください。

受託手荷物選択と座席指定

近場で短期間であれば受託手荷物なしの機内持ち込み手荷物のみが一番安くなります。
しかしその場合注意しなければならないのが機内持ち込みサイズと重量です。詳細は下の搭乗時の注意点で解説します。

受託手荷物の重量は予約時に余裕をもって決めておきましょう。もし搭乗時に重量がオーバーしてしまうと重量超過料金が請求され、かなり高額になります。

予約を進めていくと、座席指定の画面が当たり前のように出てきますが、座席指定には料金がかかります。料金は各LCC片道 数百円程度です。必要ない場合は「座席指定しない」項目を選択する必要があります。

搭乗者情報の入力

搭乗者情報の入力は1文字でも間違えると搭乗できない場合があります。特に国際線の場合、パスポート記載のローマ字通りに必ず入力してください。1文字でも違うと搭乗できない可能性が高いです。

例えば
遠藤→ENDO、ENDOU、ENDOH
ゆうか→YUKA、YUUKA

などローマ字表記が複数ある場合は間違えやすいので注意してください。

搭乗時の注意点

予約ができたらいよいよ次は搭乗です。

時間厳守

LCCは時間に厳しいです。コストカットのためにLCC側の時間に余裕がありません。そのため1分でも過ぎると受託手荷物を預けれなかったり、搭乗できない場合もあります。
空港には余裕を持って行き、早めにチェックインと受託手荷物の預け入れを済ませてお茶でもしてるくらいがちょうどいいです。

チェックインはWebチェックインもできるので、予約確認メールからWebチェックインを空港に着く前にや前日に済ませておくことも可能です。

手荷物のサイズと重量

予約時に申し込んだ受託手荷物の重量の範囲内になっているか注意してください。

機内持ち込み手荷物はサイズと重量がチェックされます。こちらも重量オーバーすると超過料金が発生する場合があります。注意が必要なのはLCC各社でサイズと重量が違う事です。他社では機内持ち込みできたのには通用しないので必ず利用するLCCの機内持ち込みサイズを確認してください。

ジェットスター
高さ 56cm以内 横幅 36cm以内 奥行き 23cm以内
重量 7kg以内
機内持込手荷物-ジェットスター公式

ピーチ
高さ 50cm以内 横幅 45cm以内 奥行き 25cm以内
重量 10kg以内
機内持ち込みの手荷物について-ピーチ公式

バニラエア
高さ 55cm以内 横幅 40cm以内 奥行き 25cm以内
重量 7kg以内
機内持ち込み手荷物について-バニラエア公式

2018年6月現在

LCCで快適に過ごすためのコツ

LCCは飛行時間がだいたい3時間~5時間の路線が多く、狭くても機内エンターテインメントがなくても我慢しようと思えば我慢できなくもないですが、知っておけば快適に過ごせるコツをいくつか紹介します。

マスク

LCCだけではありませんが、機内は空気が非常に乾燥しています。飛行中に仮眠して到着して起きたら声が出にくかったり、喉が痛かったりという事はよくあります。冬や花粉の時期じゃなくてもマスクがあるとかなり軽減できます。また喉は乾燥すると防御機能が低下しますから、混雑時には200近い人がいる機内ではマスクをすることで風邪などの感染リスクを下げる事ができます。せっかくの旅を病気になって台無しにならないためにもマスクは必須アイテムです。

ちなみにマスクは空港で買うと結構高いです。ドラッグストアなどで事前に買っておくのがいいですよ。

寒さ対策

これもLCCに限ったことではありませんが、機内は寒い事が多いです。特に南国や暖かい地域に行く場合は薄着で搭乗している人もよく見かけますが、LCCはブランケットなどは貸出有料の場合が多いので、羽織るものやブランケットは持参しておくといいでしょう。

飲み物

LCCでは飲み物は全員に配られる事はなく有料になります。そして結構高いです。マスクの所でも書いたように機内は非常に乾燥しています。もちろんのどが渇きます。

LCCでは機内持込できる飲み物に制限があり、例えばピーチ国内線はお茶やミネラルウォーター、アルコール飲料もOK、ジェットスター国内線はペットボトルに入ったものはOKでアルコール飲料はNGなど各社違いますので確認してみてください。

国際線では基本的に飲み物を含む液体物の機内持ち込みは100ml以上はNGですが、多くのの人が保安検査場(空港の手荷物検査)をすぎて搭乗口までの間にある売店などで水やお茶を買って持ち込んでいます。しかしこれは日本発の場合で、帰国の際の空港によっては搭乗前に厳しくチェックされるところもあります。その場合は高いですが機内販売の飲料を書うしかありません。
たまに海外の空港で搭乗直前に設置されているウォーターサーバー等で水筒や空のペットボトルに水を入れている人を見かけますが、中身はただの水道水で、日本の水道水とは違います。飲料用とはいっても日本人はお腹を壊す可能性がありますのでおすすめできません。

エンターテインメント

機内エンターテインメントはエアアジアなど一部のLCCを除きほとんど提供されていません。長時間フライトではないので無くても問題ないかもしれないですが、スマホも通信できない状況で寝れなかったりすると、3時間以上は結構長く感じます。そのためスマホやiPadなどに映画など事前にWi-Fi環境でダウンロードしてオフライン再生がおすすめです。

私は主にAmazonプライムビデオを使っていますが、Amazon以外にもオフライン再生が出来るVOD(動画配信サービス)はあります。主なVODの特徴を簡単に紹介します。

◆Amazonプライムビデオ◆
・オフライン再生 〇(一部不可)
・月間プラン 400円(税込)  年間プラン 3900円(税込)
Amazonプライム会員であれば視聴可能。映画、ドラマ、アニメはもちろんAmazonオリジナル番組も提供されており、特にAmazonオリジナル番組は、地上波にはないおもしろい番組もたくさんあります。あと圧倒的に安いです。

◆Netflix◆
・オフライン再生 〇(一部不可)
・ベーシック 702円(税込) スタンダード 1026円(税込) プレミアム 1566円(税込)
世界最多の会員数を誇るVODサービス。特に海外ドラマはコンテンツ数が豊富でNetflixオリジナルは面白いと評判がいいです。料金プランは主に画質の違いでベーシックがSD画質、スタンダードがFullHD、プレミアムが4Kです。

◆dTV◆
・オフライン再生 〇(ライセンス認証あり)
・月額540円(税込)
・docomoが提供するVODサービス。キャリアフリーサービスなのでdocomoユーザーでなくても利用できます。コンテンツ数はVODサービス国内最多と謳っていますが、数は多いが、人によっては見たいコンテンツがなかったり、一部の最新コンテンツなどは見放題でなくレンタル料が追加で必要です。
ダウンロードしてオフライン再生は可能ですが、オフライン再生する際にライセンス認証するため少し通信します。そのため今回のように機内で全く通信できない環境では、搭乗前に一旦再生をしておいて一時停止しておき機内で再生するという手間が必要です。またライセンス認証の有効期限が48時間のため、海外に行く場合は帰りの便で見れない場合もあります。

◆Hulu◆
・オフライン再生 ×
アメリカ版のHuluは最近オフライン再生を提供開始しましたが、現時点(2018年6月)で日本版は不可のため詳細は割愛します。

仮眠

機内で寝れるならそれが一番です。しかし狭いLCCの機内では、シートはリクライニングがほとんどできないですし、そもそもリクライニング機能がついていないシートも結構あります。
アイマスクや耳栓など快眠グッズを持って行くのもいいと思います。これも空港で買うと結構高いので事前に買っておくのがいいでしょう。

帰りの便は遊び疲れてよく寝れたりするのですが、行きはテンション上がって寝れないこともあるかもしれません。そんな時のために、ガイドブックなんかを持って行く場合は受託手荷物に入れずに持っておくと到着してから何しようかとゆっくり考えられたりします。

最後に

知らないとLCCも「結局あまり安くなっかた」「思ってた以上に疲れた」などストレスになります。しっかり事前にLCCの事を知っておけば、LCCはもっとお得に快適に利用できますよ。

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