ドコモのAndroidスマホでAndroid9にアップデートすると電話アプリが以前と変わって「使いづらくなった」人も多いと思います。
今まではドコモ独自の電話アプリでしたが、Android9からはAndroidに標準搭載されている電話アプリと同じデザインになりました。
以前の電話アプリに戻せるか?
残念ながら以前のドコモ専用の電話アプリに戻すことも、Androidバージョンを戻すこともできません。そのため新しい電話アプリに慣れるしかありません。電話アプリ以外にも設定画面やステータス画面などが変わってると思いますが、電話アプリは頻繁に使うので一番気になると思います。
電話アプリの変更点と基本的な使い方
主な変更点は、
・デザインの変更
・連絡先タブが新設
・着信拒否動作の変更
です。特にデザインの変更が大きく使いずらい原因となると思います
新しい電話アプリのデザイン
画面は基本的に3画面で構成されています。横にスワイプまたは上部のタブで切り替えられます。
真ん中の時計マークの画面は「発着信履歴」の画面です。以前は「すべて」や「発信」「着信」と分けて表示出来ましたが、新しいバージョンでは一覧表示のみとなります。
発着信と不在着信の見分け方はアイコンの違いです。
右側の人型シルエットの画面は「連絡先」の画面です。以前は電話帳アプリが別で開いていましたが、新しくなって電話アプリ内で連絡先が確認できます。右上の[︙]>[ドコモ電話帳]から以前のドコモ電話帳アプリに進む事も出来ます。
左側の「★」マークの画面はお気に入り画面です。連絡先で☆マークを入れている人はここに表示されます。ドコモ電話帳アプリのお気に入り登録している人もここに表示されます。
下のアイコンはダイヤル画面のボタンです。ダイヤル画面はシンプルなので戸惑う事はないと思います。
着信画面の違いも大きく変わりました。また着信時の応答や拒否の操作が変わりました。以前は「応答」「拒否」と文字で表示されていましたが、新しい電話アプリでは着信時に受話器のマークを上にスワイプで応答で下にスワイプで拒否になります。慣れないうちは誤操作で拒否になってしまう事も多いかも知れません。
※上記画面中央のスグ電表示は設定によっては表示されません。
着信拒否の動作変更
以前は「番号指定着信拒否」以外の拒否設定は履歴に表示が残っていましたが、新しい電話アプリではすべての着信拒否が履歴に残りません。
履歴が残らなくなった拒否設定
・登録外着信拒否
・非通知着信拒否
・公衆電話着信拒否
・通知不可能着信拒否
今回はよく使う電話アプリの変更点について紹介しました。AndroidOSはバージョンアップすると大きくデザインが変わる事があります。電話アプリだけでなく設定項目やステータス画面のアイコンデザインも変わりました。
デザインが変わったほうが新しくなった感があっていいと思う人も多いと思いますが、やはり最初は使いづらさも感じると思います。新しいデザインも慣れればシンプルで使いやすいので、頑張って慣れてください。